アニメは栄養バランスを考えて、高予算アニメばかりではなく、低予算アニメも見るようにしている。
今回の高予算は薬屋のひとりごと(2期)と機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)。
低予算と思ってあまり期待していなかったけど一番楽しみだったのが「俺は星間国家の悪徳領主!」。
薬屋との対比のため同じ女性向けの「ゴリラの神から加護された令嬢は王立騎士団で可愛がられる」も見ていたけど特に書くことはない。
薬屋のひとりごと(2期)
中華風で主人公が好きなイケメンでてきて、昔から続くふしぎ遊戯や、彩雲国物語、一二国記などの系譜の女性向けアニメだと思っていた。
系譜についてはこの動画が詳しい。
たしか基本的な要素は似通って、そこまで期待していなかったが、見てみたらのめり込んでしまった。
遊郭育ち、薬の知識など、一見深い意味がなさそうないろいろな設定が計算されつくされているように感じる。
葛根湯をはじめとして漢方が好きなのも関係あるかもしれない。
猫猫の声優の悠木碧も良い。
主人公の猫猫にラブラブなのが壬氏と、パパ(羅漢)だけというのも節度があってよいのかもしれない。
最初の方でチョコレートを出したり、マッドサイエンティストという言葉を使うのも、これは正当な中華歴史物ではないことをわからせるために意図的に出していると思う。
機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)
まだ最終話は見ていない。
高校生のときに初めて買ったDVDが逆襲のシャアで一番好きなガンダムはZガンダム、好きなモビルスーツはシロッコ系、という程度のガンヲタだけど、エヴァは苦手。
ジークアクスもまあエヴァの人たちが高予算で作ったガンダムはこうなるなぁと思った程度。
俺は星間国家の悪徳領主!
よくある転生ものだろうと思って、はっきり言って期待していなかった。が、正直今季で一番おもしろかった。
異世界転生、復讐、悪徳領主、魔法、ロボット、AIメイド、子安ボイスで負の感情を求める案内人、など要素的には盛りだくさんだけど、13話にうまく詰め込まれている。
最初と最後できれいに案内人で締められているのも良い。
女性も多く出るものの、メイドロボ以外は相手にせず、安直なハーレムにならなかったのも良かった。主人公の花江夏樹さんの声の相乗効果もあったかもしれない。
話的に続きはなさそうなのが残念である。