第2話でいっきにイケメン上野と距離が近づいた田端花。
第3話ではモテ女子、鶯谷すみれとの話。
1,2話では、鶯谷のただかわいい外側からだけ描写だったが、3話では内面が出てきた。
2話でも思わせぶりな描写があったが鶯谷も上野のことが好きで、いきなり上野と親しげになった花を敵視していた。
よくあるモテ自覚系女子だった。花を買い物に誘い、自分との女子力の差を見せつけるため、また上野と付き合わせないように釘を刺すのが目的だった。
が、しかしどちらも花は重々自覚しているので、全く意味がない。
最後、逆に花にしつこいナンパから助けられることになり、鶯谷は花に対する見方が変わっていく。
主人公ブス系作品で、よくあるのは地味だけど実はかわいい、◯◯すると美人(最近でいうと薬屋のひとりごとで化粧を取ると美人な猫猫等)、というパターンだが、この作品はタイトルに偽りなく、田端花は、容姿も仕草も思考もブスである。
が、そのブスのままでも花を魅力的に感じてしまうし、花を魅力的に感じる周りのキャラクターにも感情移入できてしまうのがすごい。
というか花は現実的にはブスではなく"地味"レベルだと思うし、ブスという言葉は強すぎると思いつつも、タイトルと花の自認を尊重してこの感想ではブスを使う。実際作中でも周りは花の良さを知っているので今のところ花をブスとは誰も言っていない気がする。
また上野と買い物していた新橋の高校デビューキャラも発覚。たしかに言われてみると1話2話で不自然な明るさを感じていた。花と通じるところもあり新橋これからどう描かれていくのかが楽しみ。
TVアニメ『ブスに花束を。』公式サイト
https://busunihanatabawo.com/